「雪は小止みになってきました」が気にかかる

今朝の「めざましテレビ」で関東地方が真冬並みの寒さになったニュースが大きく取り上げられていたのですが、私はフジテレビの三宅正治アナウンサーが「雪は小止みになってきました」と言っていたのが気になって堪りませんでした。

画面を見ると雪はまだちらついていたからです。

「小止み」と「小降り」

三宅アナは先日の雨の日の放送で「雨は小止みになってきました」と言っていたので、それを正しいと思っているのだと思うのですが、やはりここは「雪は小降りになってきました」と言うべきでありましょう。

国語辞典で調べると、「小止み」は「雨や雪などがしばらくの間降りやむこと」、「小降り」は「雨や雪の降る勢いが弱いこと」となっています。

一般人が「雨が小止みになってきた」と言っても(そういう人を見たことはありませんが)さして気になりませんが、話すプロである民放キー局のアナウンサーが発すると猛烈に違和感を覚えます。

最近のテレビにはちょっとしたことでクレームが入ると聞きますが、三宅アナの「小止みになってきた」は誰も何も言ってこなかったのでしょうか。そんな些末なことが気になるのは私だけ???

言葉は生き物

文化庁の「国語に関する世論調査の結果」を見ると、「流れに掉さす」とか「枯れ木も山のにぎわい」を本来とは違う意味で理解している人が増えたように、そのうち誤った理解が大勢を占め、容認、定着するのかも知れません。

国語辞典でも普段自分が正しいと思って使っている言葉が「誤用」とされていて驚くことがありますが、言葉は時代と共に変わっていくものなのでしょう。

まとめ

そうは言いながらも、やはり言葉遣いはその人の知性や教養を測る物差し。私自身は年齢や立場にふさわしい言葉遣いを話法も含めて意識していきたいと思っています。